千葉県東庄町・香取市にて約2,000haの水稲一斉防除を実施しました
株式会社SKコーポレーション(公式サイト)は、2025年7月10日より千葉県東庄町・香取市にて、約2,000ヘクタールに及ぶ水稲農地の一斉防除作業を実施しました。
社団法人国際ドローン協会(IDA)と共同で、わずか 4機の農業用ドローン による大規模な農薬散布を完遂。ドローン技術と専用車両を駆使した、次世代農業モデルの実現に貢献しました
最新ドローンによる効率的な「超精密散布」
今回の防除作業では、DJI T25とT50 を農地規模や条件に応じて適材適所で使い分け、効率的かつ均一な農薬散布を実現しました。
従来の方法に比べて以下のメリットを提供:
• 作業時間の大幅短縮
• 均一散布による品質向上
• 少人数での運用による省人化・コストダウン
SKコーポレーションは、農家様にとって負担の少ない効率的な防除方法を追求しています。
「アグリカルチャードローンポーター」で次世代農業を支える
大規模作業を支えたのは、IDAと新明工業株式会社が共同開発したドローン専用支援車両「アグリカルチャードローンポーター」 です。
この車両は、まさに「移動するドローン作業基地」。
• ドローン機体の格納・メンテナンス
• 大量の農薬・粒剤の積載と即時補給
• 高出力充電によるバッテリー即時充電
• 現場での作業指令・データ確認
といった機能を備え、広範囲での連続作業を可能にしました。これにより、少人数体制でも効率的な大規模防除が実現しています。
航空測量 × デジタルツインで「見える農業」へ
防除作業と並行して、ドローンによる航空測量を実施。農地を正確に 2Dマッピング し、散布履歴や農地状況をクラウドで管理する「デジタルツイン」技術を導入しました。
これにより、
• 散布のミスや薬害リスクを回避
• データの即時共有による迅速な対応
• 営農判断のためのデータ蓄積
が可能となり、農業の 「見える化」 を推進しています。
北海道での農薬散布も無事完了
千葉県での一斉防除に加え、今年は北海道でも農薬散布を無事終えることができました。広大な農地を持つ北海道では、ドローンと支援車両の機動力が最大限に発揮され、農業のスマート化に大きく寄与しています。
今後の取り組みとビジョン
株式会社SKコーポレーションは、農薬散布だけでなく 精密農業・省力化・コスト削減・環境配慮 をテーマに、次世代農業を支える技術の普及に努めてまいります。
また、国際ドローン協会や研究機関との連携を深め、「持続可能な農業」と「地域の未来」を支える活動を継続していきます。